出雲での宿泊宿の佳雲さん、夕食の時刻となりました。
部屋のある棟とロビーや食事処のある棟はこの自動ドアで仕切られています、結界のように。
なんか出雲っぽいし・・。
畳敷きの廊下を歩いて食事処へ向かいます。
食事処・天雅。(画像は公式HPより)
中庭の見える席でした。仕切りが両サイドにあって廊下側はロールスクリーンで見えなくしてくれます。
この宿はJTBで予約して、優雅プランという特典付きのゴージャスプランです。
前回の記事で特典①ルームサービスのドリンクや特典②ウェルカムケーキをいただきましたが、今回は特典③の夕食の時間指定が予約時に出来ました。これは本来は出来なくてチェックイン順に選ぶらしい。で、こちらは17時半と20時の二部制です。間の19時とかあると良かったんですが・・。やはり皆さん17時半の方から埋まっていくようで、さすがに20時となるとお腹が空きすぎてしまうだろうと17時半を選びました。
さらにチェックイン時に優雅プラン特典④で夕食時のドリンクか手荷物宅配発送か仁多米1キログラムから選べます。私は夕食の利き酒セット、妻はウーロン茶を選択しました。
まずは食前酒、梅酒をベースにしているという地伝酒カクテルで乾杯。瓶ビールと瓶ウーロン茶がサービスで出てきます。
妻はウーロン茶がダブルになってしまいましたが、味が違うそうです・・。
今回の会席料理はこちら。
メインは選ぶようです。
さらに心ばかりと5品から2品を選ぶ料理と、最後の食事が3品から一品選べます。
スタートは土器盛り。
細かい仕事がされていますね。
これとか。
鮎の甘露煮うまかった。
これに地酒を合わせます。特典でサービスの利き酒セットです。
出雲富士という地酒です。飲み比べます。
3種とも味わいがくっきりと違っていて個性が楽しめました。なかなかの辛口でおいしいです。
ここで、浅利切り飯。
夏っぽく、ハモの土瓶蒸しです。すだちを絞っていただく。
お出汁をいただく。うーん料亭の味ですな。
お造りが出てきました。きれいですね。
左から蛸、鯛の下に烏賊、鮪、太刀魚炙り、帆立です。
細かい仕事がしてあります。
メインはしゃぶしゃぶです。私はのどぐろと穴子のしゃぶしゃぶ。妻は黒毛和牛のしゃぶしゃぶ。
このお鍋でしゃぶしゃぶします。
ここでJTB優雅プラン特典⑤の追加料理です。穴子白焼き出雲そば蒸し。
出雲そばは出汁をぶっかけで頂きます。
心ばかり、というセレクト料理。5品から2品選べます。私は白海老のかき揚げと、もずくと鮑の酢の物を選びました。
最後の料理は食事です。3品から1品選びます。妻は鮎そうめん。
私はへしこ茶漬けです。へしことは、サバの塩漬けをぬか漬けにして1年ほど熟成させたものです。
へしこの酸味が効いてサラサラとおいしくいただきました。
そしてデザートです。
抹茶ぜんざいプリン。ぜんざいはここ出雲が発祥と言われ、あの神在祭の時に振舞われた神在餅がなまってぜんざいになって京都に伝わったのだとか。
さらにかわいいお皿。白うさぎ饅頭です。
いやあ、おいしかったです。上品で優雅な夕食でした。もうお腹いっぱいです。ごちそうさまでした。
畳の廊下を歩いて部屋へ戻ります。
さて、温泉の大浴場へ行ってみましょう。
私は佳雲の大浴場の蒼雲に行ってみます。妻はそこはさっき行ったので月のウサギにある月華に行くそうです。
お風呂は写真が撮れないので公式HPの画像をお借りします。
蒼雲の湯船はこちら。
このL字型に曲がった浴槽の短い側が立ち湯とのことで水深が胸くらいありまして。知らずに入ってうわ深っ!てなりました。
若者のグループがその深いところに勢いよく入って大変なことになっていました。まあびっくりするわな。
半露天風呂。こちらの方が泉質が濃かった感じでした。
とろりんとぬるぬるっとしてつるつるでした。
妻が行った月華。こんな寝湯があってうさぎさんもいます。
貸切風呂が5か所あります。それぞれ個性的な違った浴槽で、これはそのひとつ。
5か所が一列に廊下に並んでいまして、入り口上に空いているかどうかのランプがあります。百数十室もある旅館で5か所じゃ混んじゃいそうですが、確かに待っている人もいますが時間によっては空いていました。
お風呂が並んでいる辺りには休みどころがいくつかありました。
そこでは湯上りのアイスキャンディーがいただけます。無料サービスです。
お味はこれだけの種類があります。
冷蔵庫を開けるとどれがどの味だかわかりませんが。
適当に取ったらパイナップル味でした。とてもおいしかったです。
さらには22時から夜泣きそばという醤油ラーメンが夜食として無料で頂けます。さすがにもう食べられません。
さて、部屋に戻ります。
部屋の坪庭と露天風呂がライトアップされています。きれいですね。なかなかよろしい演出です。
ではおやすみなさい。
翌朝、このお庭で珍現象発生、次回に続きます。