ずっとこの空の下で2

もう会えない君も今この空の下にいる。

島根の旅⑧出雲・いにしえの宿・佳雲(1)お部屋&庭の露天風呂

旅の二日目、出雲に到着し前回は稲佐の浜へ行きました。今回のメインイベントである出雲大社はすぐそこにあるのですが、もう夕方で宿の夕食とが微妙な時間。

妻は出雲大社はじっくり観たい、とのことなのでそれは翌日にして宿へチェックインです。

天然温泉・大社の湯・いにしえの宿佳雲さんです。

出雲大社まで徒歩8分ほどの好立地。しかもこんな場所に天然温泉とは、掘りましたね・・。

なかなか大型温泉旅館。かなり新しめです。

こちらはドーミーインというビジネスホテルの会社がやっているのでそこと似たようなサービスがあります。

お隣に同規模の月夜のウサギという佳雲よりカジュアルなグループ向けの旅館がくっついているのでかなりの大型旅館です。二箇所の大浴場と5つの貸し切り風呂は両宿が共通で使えます。食事処は別で、佳雲は夕朝ともに会席料理、月夜のウサギは夕朝ともにビュッフェスタイルです。佳雲の方が高級なんですw。

門をくぐります。

玄関回りも高級なイメージ。

館内はすべてが畳敷きという。

ええ、ちゃんと靴下を履いていきましたよ・・。

部屋のある廊下も長い畳敷きです。

浴衣が選べます。妻と私も選びました。これは無料です。隣の月夜のウサギの方は500円と有料で微妙な差別化w。(画像は公式HPより)

お部屋はスタンダードタイプの本館和洋室です。プレミアムタイプが離れやスイートの天然温泉露天風呂付に対して、スタンダードはヒノキ風呂がふつうのお湯です。

部屋の画像がイマイチ上手に撮れなかったので、公式HPからお借りして。

こんな感じの部屋です。

窓側から見るとこんな感じ。

自分が撮った画像だとこんな感じです。

このベッドの上のすだれみたいなのが、いにしえっぽい出雲感を演出しているらしい。

歴史好きな妻はこれが相当気に入ったようです。光る君へを熱心に見ていますが、和歌の世界では、やんごとなき方にお会いするときはこのすだれ越しらしい。妻はこれで相手が誰なのかわかるのか?とすだれを下ろして検証していましたw。

ん?二人で寝るのにベッドがもう一つ。この部屋は三人まで泊まれるのね。

三人目のベッドは完全個室。予約の時にJTBの女子スタッフさんにこの部屋は何?と聞いたら、夫婦喧嘩をしたときに逃げ込める部屋にしたらどうでしょう?と粋な笑える返事をいただきました。さすがJTB社員は頭が切れます。

ちなみに枕は廊下にいろいろな種類があって選べます。

この部屋の突き当りにある狭いスペース、ここが気に入ってしまいました。

狭い場所が落ち着くタイプです・・。

さて、ウェルカムのお菓子はこちら。しじみパイ。うなぎパイのしじみバージョン。

今回もJTBに予約した際の豪華特典付きです。優雅プランという前日のセレクトプラスプランよりさらにグレードアップしたプラン。

冷蔵庫にウェルカムケーキ(チョコレートケーキ)が入っていました。これはうれしい。

さらにルームサービスが頂き放題。上記のドリンク類が1回に5本まで何回でも。

お部屋に案内していただくときにそれを言われたので、すぐにこれをいただきました。のどが渇いていたので。

地元産サイダー。

柚子サイダーと紫蘇サイダー。これはおいしかった。アルコールは先に取っておきます。

優雅プランはまだまだあって、ほかの特典はその都度記載します。

さて今回のスタンダード和洋室は1階から4階まであって、我々の部屋は1階でした。これがとても良かったのです。

2階から4階は窓の外の景色が堪能できますが、1階の窓の外は坪庭です。しかしこの部屋専用のお庭なのです。

そのお庭にこれまた専用の露天風呂がついてました。これはサプライズです。

広めのシャワーブースの向こうに、ヒノキの露天風呂が庭内部にあるのです。

スイッチポンでお湯がドバドバ出ます。熱いので水を足しながらがよろしい。お湯が足りなければ足し湯もできます。

温泉ではありませんが十分楽しめます。

ちなみに2階から上の階はヒノキ風呂ですが内湯です。窓の外の景色が見えますけど露天じゃない。(画像は公式HPより)

窓の外は長閑な田園風景です。景勝地ではなくうちの近所とあまり変わらない風景なので、坪庭の方が風流で楽しかったですよ。

白砂と植え込み。そしてつくばいに竹の先から水が注がれさらに風流。このつくばいで翌朝に楽しい事件が起きたのですがそれは後に記載します。

スタンダードルームなのに露天風呂とは得した気分。

桜の大きな木があって、これはもともと川沿いの桜並木の一部なのだとか。これまた良い趣。

この桜は春にはきれいでしょう。公式HPの画像だとこんな感じです。

スタンダードルーム和洋室の川側1階は選べるのかはわかりませんが穴場です。

さて、夕食は前半17時半ですが微妙な時間があるのでざっと汗を流しましょう。

妻は大浴場に行きました。部屋にこんなお風呂用バッグが用意されています。

大浴場のほかに貸し切り個室風呂もあるようです。そのほかのサービスはこちら。

いろいろあります。風呂上がりのアイスキャンディー、夜食の夜泣きそば(ラーメン)、夕食が後半(20時)からの方へ空腹をカバーする軽食のおしのぎは何が出てくるのかは謎ですが。

で、私は部屋の露天風呂のお湯がたまったので、ざっと汗を流しました。妻も早めに戻ってきました。

それでは夕食です。浴衣に着替えて食事処へ行きましょう。

こんな部屋着の作務衣があるのですが、やはり温泉旅館は浴衣ですね。

妻の浴衣はこんな感じで。かわいいですね。

どんな会席料理かな?

夕食~温泉の次回に続きます。