ずっとこの空の下で2

もう会えない君も今この空の下にいる。

島根の旅⑲帰りも電車乗りっぱなし

島根の旅記事もいよいよ最終回です。

松江城見学を終えて、レンタカーの返却です。指定のスタンドでガソリンを入れます。相変わらずカーナビの操作性が悪く辿り着くのに苦労しましたが何とか給油。時間前に車を返却しました。おっとETCカードを抜き忘れて店員さんに渡していただく。この忘れ物は多いそうです。

駅に行きまして、思ったより早く着いたので電車まで時間があります。駅ビルっぽいところに入って、スタバに寄ります。こういう時にスタバは便利。外は暑いし。

確か山陰はスタバの進出が遅かったエリア。最後に進出するのは鳥取県か島根県か競って島根の方が先にスタバが出来た。最後に残った鳥取県はスナバ珈琲なんてのを自虐ギャグっぽく作って今も繁盛しているらしい。で、松江駅のこの店は島根で最初に出来た店らしい。

ふう、落ち着いた。駅ビル内で駅弁を購入してホームへ。

帰りも新型特急やくもです。

カーブの多い路線を最新の振り子制御で高速で走れるらしい。

またしても四両列車。行きは結構混んでいたけど帰りは空いていた。

カラフルで素敵な車内。

12:11出発。長い帰りの旅路が始まります。

うおおお、やはり振り子電車は揺れます。これでも新型でかなり良くなったのだとか。

カーブ情報がインプットされていて、カーブの手前で車両を大きく傾けます。先に傾いてから曲がるという違和感がありますがすぐに慣れます。

しかし廊下を歩くともう大変でまっすぐ歩けません。

まあ、長閑な田園風景を走り、大きく大山が見えます。そこから谷間に入り渓谷沿いを走り、山村を抜けて街に入る繰り返し。山陰独特の赤い屋根の家が続いたり。そのうちどの家の屋根にも小さなしゃちほこが乗っているのには驚きました。屋根の両端や屋根の先に何箇所も。古めの家のほとんどにしゃちほこ付きです。そういう風習なんですね。

窓の外は飽きない楽しい風景です。そろそろお弁当を食べましょう。

松江駅ビル内にあったお弁当屋さん。松江駅開業の明治の頃から営業している地元の有名老舗の一文字屋さんです。

私はこれ。

邪気退散招福ちらし、です。島根の美味しいものがたくさん入っています。

酢飯の上に並んでいるのは、のどぐろ、シジミ ベニズワイガニ、穴子、赤天などなど盛りだくさんのちらしです。縁起もよさそうです。とてもおいしかった。

妻は名物人気の島根牛みそ玉丼です。それもおいしそうだった。

やくもは座席にドリンクホルダーがついていて便利でした。

結構外の風景が面白くて岡山まで楽しめました。

岡山で新幹線に乗り換え。もう新幹線の乗り心地は滑るようで快適です。在来線から乗り換えるとはっきりわかります。東京まで二人とも爆睡です。しかし車内販売がなくなったのは寂しいですね。

東京でまた新幹線を乗り換え。お菓子などぽつぽつ食べながら高崎駅到着。8時間の長旅でした。

高崎駅前駐車場料金4日間で3200円なり。

無事に帰宅できました。

とてつもなく楽しい夫婦旅行でした。思い出に残る真夏の大冒険って感じですw。

なんだかんだで旅行代金は二人で35万円ほどでした。すごいなあ。JTBの方にこんだけの旅行費用だったらハワイまで行けちゃいませんか?って聞いたら一人分にもなりません・・・。だって。

またどこか旅行に行きたいですね。

これにて島根旅行編は終了です。長い間ご覧いただきましてありがとうございました。