島根の旅最後の夜は、玉造温泉の佳翆苑皆美(かすいえんみなみ)さんに宿泊しています。
前回は部屋の露天風呂で玉造の湯を堪能しましたが、今回は夕食へと向かいます。
1階まで下りて、中庭にある「うるわしガーデン」にまず入ってみます。
これは何だろう?お花が浮かぶ手湯です。
綺麗ですね。この足湯とセットになっています。
さらに、タオルを温泉に浸して顔に当てる美顔入浴もありました。
手足を拭くタオルも用意してあるので手ぶらで行ってちゃぷちゃぷ遊べます。
次に行ったのが「ステイラウンジ香昴茶(かるちゃ)」
数種類の健康茶が無料で楽しめて、焼き物など美術品が展示されているソファラウンジです。
島根にまつわる健康茶だそうです。
セルフで紙コップに注いで自由に飲めます。
妻は食前によろしいというレモン緑茶を味わっていました。
さて夕食会場の食事処へ行きましょう。
個室になっています。既にお鍋がセット。
本日のメニューはこんな感じ。夕食もいくつかプランがありますが、JTBさんと予約時に相談して、さすがに3泊目の夕食はそんなに量は食べられないだろうと予測。「量控えめ質重視の季節の会席」で予約しました。
この重箱には女将さんからのメッセージ。
重箱の箱を開けると、中からゴマ豆腐が現れます。さらにごまだれをかけていただきます。
おいしいです。この鳥獣戯画のお皿が欲しい。
お酒は生ビールから始めて、日本酒へ。島根の地酒をこの中から3種選べる冷酒三種セットです。
この3種類を選びました。うまいなあ。切れがいいです。結構甘さを抑えた超辛口の飲兵衛仕様。
これは肴に合いますね。そこへお造りが登場です。
日本酒と合わせて最高です。
お鍋が出来ました。「出雲恵比寿大黒縁起仕立て」と命名された鍋。豊漁と豊作にちなんだそうです。特産の十六島(うっぷるい)海苔がメイン。冬の荒海の岩場で地元女性が手摘みした岩海苔です。天然岩ノリの最高峰といわれる高級品です。
鯛と海老餅も入ります。これはおいしい。海苔がこんなにおいしいなんてすごいです。
さてメインでしょうか。島根和牛ステーキです。
うまああいい。柔らかくて口の中で溶けます。香りが素晴らしいお肉です。今回の旅行では島根和牛の美味しさを知りましたよ。
今回もJTB優雅プラスプランで予約。スペシャル料理が付きます。
石州穴子の照り焼き、出雲ネッカエッグの茶碗蒸し。
島根県は穴子の水揚げ日本一だそうです。皆実さんのオリジナルかけ醤油で仕上げた照り焼きです。
ふっくらして美味しい。
ネッカエッグとは有機農法で育てた、島根発の優良卵です。この出雲の鶏が生む卵で作る茶碗蒸しに皆実家伝だしの銀あんをかけたもの。
玉子の風味が濃厚でおいしいです。
食事として炊き込みご飯です。
摘み入れのお椀です。
ふー、おいしかったです。いやこれでおなかいっぱいです。量少な目質重視プランで正解でした。
さらにデザート登場。これは別腹ですね。
冷たい出雲ぜんざいかな。抹茶のロールケーキ、いちじくのコンポート、ぶどう。
チーズケーキに添えられたこんぺいとうが可愛い。
ごちそうさまでした。島根の特産品を見事に使ったとてもおいしい会席料理でした。
さてこの後は、我々の部屋のプランに付帯しているというラウンジの皆実プレミアムクラブに行ってみましょう。
次回に続きます。