ずっとこの空の下で2

もう会えない君も今この空の下にいる。

コーヒー道具を揃える②・タイムモアC3S&ハリオコーヒースケールポラリス

コーヒー道楽が進んでいます。凝りだすと止まらないタイプなものでw。

今回購入したのはこんなコーヒー道具たちです。

ちなみに前回追加で買いそろえた道具はこちら。

yasshing.hateblo.jp

まずはコーヒーミルです。コーヒー豆を挽く道具です。コーヒー沼に足を突っ込むとコーヒーグラインダーと呼びますw。

このグラインダーでかなりコーヒーのお味が変わるという。コーヒー道具で一番お金を掛けなさいと言われているのがグラインダーです。やはり電動より手動の方が美味しく挽けるようです。

タイムモアC3Sというモデル。

従来のC3からモデルチェンジをした新型です。

国内正規品を購入。お値段は13000円ほどです。年々値上がりしているようですが、性能に対してのコスパは高いようです。

こういう筒形のグラインダーで、最高性能で人気なのがコマンダンテというドイツのやつで、プロの方はそれを使っています。だがコマンダンテは4万円以上しますから・・。

タイムモアは性能的にも十分でお値段もまあまあということで、コーヒー沼入門モデルとして人気です。

入門機のC2でも良いのですが、C3もそれほどお値段が変わらず、C3Sになっていろいろ改良されたので選びました。

こんな素敵なケースに入っています。

高級な感じですね。

オール金属製でとても質感が高いです。ずっしりとしています。それでいてスリムなのでとても握りやすいのです。

ハンドルも回しやすく、結構回すのも軽いのです。中煎り豆15gなら30秒ちょいくらいかな、なかなか速く挽けます。

中国のメーカーで中国製ですが、正規品なので日本語マニュアル付きです。

挽き目は下のストッカーを外して内部のダイヤルで調整します。何クリック目でどーだとかいろいろ挽き目があるので研究中です。

こんなポーチが付属しています。

保管するのにいちいちポーチに入れないかな。スマホのポーチにちょうどいいかも。

で、C3Sになって改良されたのがこの蓋部分。

C3では樹脂で破損することがあったようですが、金属に改良されたので安心です。

内部も金属化され、補強が3本から2本になったので豆が入れやすいしより多く入るように。

豆は25グラムくらいまでは入るようですが、実際2杯分の20gちょいかな。2杯分淹れられれば良いのでオッケー。もっと多く挽きたい場合は別モデルがあります。

挽いた感じかなり粒が揃っています。粒もなんかエッジが立っている感じ。微粉はやっぱ出ちゃっていますが、味もおいしいです。

これで毎日ガリガリガリガリやっております・・。

それと、コーヒースケールというものを購入。

ハリオのコーヒースケール・ポラリス。

まあぱっと見、はかり、ですよね。けど、コーヒーを淹れるのに特化したはかりです。

私はコーヒーを淹れる時に、4:6(よんろく)メソッドという方式で淹れています。

これは、コーヒー豆の量に対してのお湯の量の比率を決め、そこからお湯の投下量と投下回数と投下時間をキッチリ決めて淹れることで、だれでもいつでも同じ味のコーヒーを淹れられるというメソッドです。

それを私は、タニタのキッチンはかりと冷蔵庫にマグネットで貼ってあるキッチンタイマーでやっていたのが、コーヒースケールならそれ一台で済むのです。要ははかりにストップウォッチが付いているだけなんですけどね・・。

で、このハリオのコーヒースケール・ポラリス。

この上にドリッパーとサーバーを乗せてお湯を注いでいきます。

これを購入した理由は、お湯を投下すると自動でタイマーがスタートする機能が良いと思ったのです。

けど便利だったのは、さらにこのモデルにあるポラリスモードです。

 

これは、まず豆の量に対するお湯の量の比率を入力します。4:6メソッドの基本は1:15です。


左上に表示されています。これはレシピによって変化させますがまずはこの比率で。

それで豆を入れた状態ではかりを0gにしてからお湯を注ぎます。自動でタイマーがスタート。ここには表示されていませんが、お湯が豆に対して何%注がれているのかが表示されるのです。世にある様々なレシピは基本お湯の%が表示されているので、私はスマホでプロの方々のレシピの%を見ながら、スケールの%に合わせて時間も合わせてお湯を投下していきます。

先ほどのタイムモアと合わせてかなり美味しくなってきました。

保管の時は付属のストッパーをこのように装着すると安全みたいです。

さらに、豆の計量カップも購入。カリタの銅メッキのモデルにしました。

銅製のもあるのですがお値段が高いのでこちらの銅メッキに。柄のデザインも銅製モデルは気に入らなかったので。この長いまっすぐな柄がとても便利なんです。

豆は買った時の袋のまま冷蔵庫に入っていますが(それでも10日ほどで飲み切ります)、袋からすくうときにこの柄の長さとまっすぐさがとても気持ちよく最後まで取り出せます。

さらに、先日購入したカリタウェーブの燕製銅モデルと色味がメッキ同士でいい感じで合ったので。

両方ともお気に入りになりました。

これでコーヒー道楽も入り口に立った気分です。お味も安定した美味しさを実現できています。

だけどね・・。

以前、奇跡の一杯を入れたことがあります。好きなコスタリカ・カンデリージャという豆で、電動ミルで挽いて、キッチンタイマーとはかりで淹れた時に。

なにこれ、甘い!まるでシロップを入れたように甘い口当たりのとても美味しいコーヒーが出来ました。

しかし、それ以降に一度もその味が出来ません、偶然に出来た奇跡のコーヒーだったのです。

さらに、この機材を使うと美味しくはなりましたがあの奇跡の一杯とは遠ざかっているような気がしています。きっちりとしたぶれない味のコーヒーは淹れられるようになりましたが、あの奇跡と言える偶然からは逆に遠ざかった気がするのです。

これからはあの奇跡の一杯を求めるレシピの探求が始まります。

コーヒーは奥が深い。私のコーヒーの道はまだまだ長い旅が始まったばかりです。