ずっとこの空の下で2

もう会えない君も今この空の下にいる。

軽井沢植物園・晩夏⑤ノギクの見分け方が難しい

軽井沢植物園シリーズの最終回です。

今回は、似た花で見分けがつきにくい花がいくつかありますよ。

園内で割と咲いているのがノギクです。道端にもよくあるやつですが、森の中で咲いているのをじっくり見るとなかなか綺麗です。

シロヨメナです。

こちらはシラヤマギクです。

白い花びらで真ん中が黄色くってと、雑に遠くから見ると皆同じノギクに見えますが、種類がかなり多いのです。

軽井沢植物園のHPで確認すると、この時期咲いているノギクはシラヤマギクとシロヨメナですので、そのどちらかと少なくてよかった・・。

パッと見現場では見分けが難しかったりします。

花弁がまばらに少なく寂しい感じがシラヤマギク。

花弁が揃ってしゅっとしているのがシロヨメナ。けどシロヨメナの花弁が終わりごろで抜け落ちていたらどうなるのだろう?

よくある花の名前がわかるアプリで検索したらこれはシラヤマギクとジャッジされたよ・・。花弁がまばらに少ないのでそう判断したのかな。

けど葉っぱの形がとがっているからシロヨメナだと思うのですが。

花でわからなければ葉で比べるのですが、私は葉っぱはあまり写真に撮らないからねえ。

で、これは何だろう。シロヨメナのような気もするが、なんか違う気もするし。

例のアプリで調べると、デージーだとかコヨメナだとか出ます。葉っぱが写っていないからねえ・・。

ちょっと前の植物園HPに咲いていると書いてあったユウガギクかも・・。

ノギクの見分け方は微妙過ぎて私にはわからないです。葉っぱとか確認すればよいのでしょうね。

けど森の中に咲いているノギクの姿は街中で咲いているのと違って、ハッとする美しさを感じます。

これはユウゼンギク。ここまで違うとわかりやすい。

次は、キレンゲショウマです。

紀伊半島や四国、九州などに自生する絶滅危惧種です。

このシリーズの最初にご紹介したレンゲショウマに似ていて黄色いからこの名前が付いたそうですが、植物としては違う種類です。そんなに似ていない気もします・・。この記事ね。

yasshing.hateblo.jp

さらにこれは一属一種という、キレンゲショウマに似たものが他にはないという特異なものです。

ここにあまり株が多くなく、花がほとんど痛んでいたので開花した姿が撮れませんでした。

けど、蕾がなんか可愛いので良かった。

園内を散策するといろいろな花と出会います。湿地のところに咲いていたのは、

ワスレナグサです。

とても小さな花ですが、きれいな青色です。名前が素敵ですね。

小さな花シリーズですと、こちら。

ゲンノショウコです。

以前の記事で書いたアサマフウロと同じフウロソウの仲間ですが、こちらはかなり小さくて撮影が大変です。

下痢止め胃腸病の民間薬として使われた薬草です。よく効くので実際に効く証拠「現の証拠」と名前が付いたとか。

これは、ヒヨドリバナ。

これもフジバカマと似ているので迷うけど、フジバカマは葉が3分裂、ヒヨドリバナは葉が葉2枚対だから・・。たぶんヒヨドリバナ。

桔梗は涼しそう。

この時期に森の中で、ピロピロ伸びているやつは、ミズヒキです。

小さな花がたくさん咲いています。赤いのがミズヒキ。

白花はギンミズヒキ。元からの自生種。

赤と白のミズヒキが揃うとおめでたい感じ。

そうなると、キンミズヒキも存在します。けどミズヒキとは種類が違う植物です。

見た感じミズヒキとは違いますよね。花の一つ一つは可憐です。

こちらは大きな木ですが、ヤマハギだと思ったら、マルバハギかな。

これも見分けがねえ。花が葉よりも引っ込んでいる感じでマルバハギとしましたが・・。

さて、もうかなり暑くなったのでこれにて出口へと向かいます。

出口付近ではシロバナヤマハギが見送ってくれました。

出口への道。大変お世話になりました。楽しかったな。

今回の撮影では、2つのレンズを使いました。それも焦点距離レンジの重なるズームレンズ2本です。

花の撮影ですがマクロレンズは持っていますけど使わず、便利なズームにて撮影。オリンパスのシステム、マイクロフォーサーズの特徴として、近接撮影能力に優れるのでマクロが必要ないほど花に寄れるのです。

オリンパスのM.ZUIKO DIGITAL ED12-40mm F2.8 PRO(フルサイズ換算24-80mm)

大口径ズームですが、最大撮影倍率は望遠側フルサイズ換算で0.6倍とハーフマクロを超えているのです。小さい花に寄る時やコンパクトさを生かしてローアングルで使用しました。

こちらは高倍率ズームのM.ZUIKO DIGITAL ED12-100mmF4.0 IS PRO 。(フルサイズ換算24-200mm)

大きいですがプロも使う便利ズームです。最大撮影倍率はフルサイズ換算広角側0.6倍、望遠側0.42倍と通常の花撮影では十分な近接撮影能力で、遠くの場所にある花の撮影で使用。レンズ内とボディー側とのシンクロ手振れ補正で暗い森の中でも手振れを防げます。

使い分けは、まず園内を12-100mmで1周してざっと撮影、次にローアングルや小さな花を撮影する場所を覚えておいての12-40㎜に交換して1周、また交換して1周の繰り返しでした。

撮影スタイルとしては、立ってバシャバシャ撮るのは12-100mm、しゃがみ込んでグイグイ寄って撮るのが12-40mmです。

しゃがむのが辛くて立って撮るのが楽なので普段の花撮影は12-100mm1本ですが、今回は植物園なので様々な状況に対応するために二本体制にして、これが上手く行きました。

今回で軽井沢植物園・晩夏シリーズの最終回です。長い間ご覧くださいましてありがとうございました。

撮影日:2025年9月2日

カメラ:

オリンパスOM-D E-M1 MARKⅡ

レンズ:

M.ZUIKO DIGITAL ED12-100mmF4.0 IS PRO  

M.ZUIKO DIGITAL ED12-40mm F2.8 PRO