ずっとこの空の下で2

もう会えない君も今この空の下にいる。

軽井沢植物園・晩夏④アケボノソウは夜明けの星空

夏の終わりの軽井沢植物園、4回目です。

半分日陰の場所にアケボノソウを見つけました。

これも独特な模様の花ですね。

曙の空、夜明けの星空のように見えるのが名前の由来だそうです。

うっすらと明けていく空に、星と月が出ている、という風景を想像します。

この模様にも機能があって、黄色の丸い箇所は蜜線なのです。ここから甘い蜜を出して誘って昆虫に舐めに来てもらいます。夢中で舐めている時に昆虫は体に花粉をくっつけてしまい、それで受粉を手伝ってもらうというシステムです。

黄色い丸から蜜がにじみ出ていますね。

軽井沢植物園では、植物の名前の看板があってそこに密生していることが多いのですが、このアケボノソウは看板も無く路地の横の半分日陰の場所でひっそりと咲いていたのです。

アッと思って見つけた時はうれしいですね。早速撮影しました。

陽が当たっていると白い花なのですが、日陰に隠れるとこのように黄緑色に見えるという、不思議な感じです。

曙の空を思い浮かべながら、しばらく眺めてしまいました。

次は、ツリガネニンジンです。

花が釣り鐘のような形で、根が朝鮮人参の様だから、ツリガネニンジンと。

釣鐘っていうか、ベル、風鈴のような。

もう終わりかけでしたが、何とか残ってくれていました。

同じ仲間のフクシマシャジンというとても似ている花もこの時期こちらで咲いているようですが、花が茎を囲んで輪生しているのがツリガネニンジン。

終わりかけでぎりぎり輪生の形を保っていますね。これはかわいいです。

夏が終わりそうになって秋めいてくると出てくるのがマツムシソウ。日本の固有種です。

紫色の花ですが、ちゃんと形が整っているのを見たことが無く、どれも違う形をしています。

マツムシとはコオロギの一種です。これが鳴きだす頃に咲くからマツムシソウ。コオロギも秋を知らせますからね。昔は鈴虫のことをマツムシといったそうなので、どちらのことなのかな。まあ、秋が始まったよという感じです。

よく見ると小さな花が集まって咲いているのです。

最後は、センニンソウです。

白い花が密生して綺麗です。

けどこれ有毒植物です。

一つ一つの花はとても美しいのに。

しかもこの花はツルなので、ほかの植物に絡みついていきます。ツルに絡まれた植物は弱っていくのですが、植物園なので上手に管理されているのでしょう。

さて、軽井沢植物園シリーズは次で最終話です。

次回に続きます。

カメラ:

オリンパスOM-D E-M1 MARKⅡ

レンズ:

M.ZUIKO DIGITAL ED12-100mmF4.0 IS PRO  

M.ZUIKO DIGITAL ED12-40mm F2.8 PRO