ずっとこの空の下で2

もう会えない君も今この空の下にいる。

島根の旅⑦神話の舞台(2)稲佐の浜

旅の二日目はもうこの日三か所目です。前回の黄泉比良坂より、高速道路をレンタカーでひた走り出雲に到着。

向かったのは海岸。群馬県民は内陸に住んでいるので海に異常反応します。海だああ、と叫んでしまいます。

到着したのは神聖な海岸、稲佐の浜です。目の前に大きな駐車場があります。

ここも女子旅グループさんがたくさんいらっしゃる。パワースポットともいわれる神聖な場所です。

この稲佐の浜は神事が行われる場所なのです。

旧暦の10月10日に、全国から八百万の神様が出雲大社に集結するのをお迎えするという神迎神事がこの浜でその日の夕刻に行われます。

旧暦10月は神無月と言われますが、ここ出雲では神在月と呼ばれます。出雲大社に集結した八百万の神様がそこで会議とか打ち合わせをするそうです。たぶん飲み会もやるでしょうw。

神様が出雲大社にぞろぞろと向かう通り道もこの浜から街の中を通っています。

この浜のシンボル的な岩が弁天島。砂浜にポツンとある大岩です。

広い砂浜にただ一つあるので不思議な大岩です。以前はもっと沖合にあって、波が囲んでいたそうですが、砂浜が伸びちゃってそばまで歩いて行けます。

祠があって神様が祀られています。

ここの砂を持って出雲大社裏の社に納めてそこの砂と交換し自宅へ持ち帰り家の周りに撒くとご利益があるとか。

なかなか神秘的な浜ですね。

妻は日本海の海水が触りたいようですが・・。波というのは不規則な寄せ方をするというのがわかっていないようで。

波が来てから逃げても間に合わず、足をすっかり濡らしてしまいました。

もう、海というだけで舞い上がってしまうのが群馬県民なのです。

そんなわけで車に戻って、夕方なので出雲大社方面へと向かいます。

次回に続きます。