ずっとこの空の下で2

もう会えない君も今この空の下にいる。

島根の旅①鉄道乗りっぱなし

7月末から8月初旬に、妻と夏休み旅行に出かけました。

日本史好き神話好きな妻のリクエストで島根県は松江~出雲の旅です。

しばらくこのネタで連載します。

ここ北関東の群馬から山陰の島根まではとても遠い。そもそも自分では寝台列車の旅を企画していたのですが、妻はそんな二日も鉄道乗りっぱなしなんて嫌だという。速さでは飛行機だと思いますが、乗り換えやら出発待ちやら空港からのアクセスやらで数時間も電車と変わらないので、おとなしく乗っていればよい鉄道旅になりました。

高崎発8時の新幹線で東京駅。9時発の新幹線で岡山駅まで。速いし乗り心地も良いので案外楽な新幹線。妻は目的地の予習に余念がありません。

鉄道旅なら、以前はJR駅のびゅうで予約すれば楽々発券でしたが、もうびゅうはない・・。ネット予約するのもなんか複雑。JR各社にまたがって予約すると大変。乗り継ぎも改札も紙の切符が一番楽なようです。もう面倒になって宿泊も併せて旅行代理店さんに全部お任せです。しかし、その旅行代理店もコロナで駅周辺の店舗はみな撤退。結局唯一残っていたJTBさんで予約しましたが、おかげで高価な豪華旅となりました・・。それでも切符発券は自分で駅に行って券売機で発券しましたが。

東京駅でも東海道新幹線の乗り継ぎ改札は紙の切符じゃないと通れないし。JR各社のシステム連携がうまくいってないね。

暇なので東京駅で買った駅弁を食べます。やっぱ旅は駅弁だね。

関東、東海、関西の味が一度に楽しめるという幕の内弁当です。結構でかい。

これはゴージャス、なのか、まあ量は多いです。

関東はアサリかな?東海は海老フリャーと味噌カツ。関西は?ちょっとわかりません。

おいしくいただきましたが、食べ過ぎた・・。全然動いていないからこんなに食べなくても良かったか。

岡山駅で乗り換え。伯備線の出雲行き特急やくもで松江まで行きます。川沿いに山の中を走る路線でカーブが多い。なので振り子電車なのです。春から導入された最新型車両のやくも。

振り子電車はカーブで車体を傾けて速い速度でカーブを抜ける車両。従来型はカーブに入ってから車両を傾けて非常に乗り心地が悪かったが、この新型は路線のカーブ情報がインプットされていて、カーブに入る前にスムーズに車両を傾けるという新機構。

なんと4両編成。シートはきれいでおしゃれな模様入り。妻が模様の説明をしてくれたが忘れた。バケットシートでどんだけ揺れるんだと身構えましたが。

うん、揺れるねw。新幹線と比べると揺れます。振り子はあからさまにわかりますね。カーブに入る前にぐいーんと車体を傾けますので最初は気持ちが悪い。けどすぐに慣れました。むしろ傾くとカーブなんだなあと。ただトイレに行こうと席を立ったら全くまっすぐ歩けないので相当揺れているのは確かですね。川沿いを走る長閑な風景が素敵で楽しかったです。

8時に高崎を出て松江到着は16時と8時間の鉄道旅でした・・。

駅前でレンタカーを借ります。コンパクトカークラスでトヨタパッソです。

ホンダ車が良かったのだが、せめてヤリスとか、その下のクラスだったとは・・。

車自体に問題はなかったのですが、カーナビがイマイチと、前車追従システム系が無いとか、一番困ったのはUSB端子がなかったこと。ブルートゥースでナビとスマホと接続して音楽を聴けたが曲選択の操作がスマホからしかできなくて困った。今どきの軽自動車より質素です。

群馬県民なので車がないと何にもできないという感覚です。なので全行程をレンタカーで移動です。4日間で22000円のレンタル料・・。

到着日を充実させるため、夕方ですがホテルチェックイン前に観光に出かけます。

次回に続きます。