ずっとこの空の下で2

もう会えない君も今この空の下にいる。

島根の旅②八重垣神社(松江市)・夫婦で縁結び(?)鏡の池で恋占い

前回の続きです。

島根県の神話の舞台をめぐる夫婦旅。到着初日にレンタカーを借りて松江駅から向かったのは。

島根は神話にちなんだ神社やパワースポットが多いのですが、その中でも縁結びスポットとして有名な八重垣神社に行きました。

レンタカーの不慣れなカーナビで大変でしたが、新幹線の車内でグーグルマップを見てルートを調べたのですぐ行けました。妻にはなんで道がわかるの?って驚かれました、エッヘン。

この辺りは縁結びの里とも言われているらしい。なぜ夫婦なのに縁結び?出会いは別に要らないのでw、夫婦仲をよりよくするという感じでお参りです。

さすがに良縁を求めてか女子旅グループがいくつもいらして、夕方ですが盛り上がっています。

八重垣神社は、スサノオノミコトとイナタヒメが出会って結ばれた地で二人が主祭神です。ヤマタノオロチに食べられそうになったイナタヒメをスサノオノミコトが守ってこの裏手の森に八重垣を作って隠し、ヤマタノオロチを退治しました。その後ここで暮らしたという、仲むつまじい夫婦神の神社なのです。二人の結婚によって古代結婚式発祥の地ともいわれています。

拝殿です。二礼二拍手一礼が作法。口に出して拝んだら妻からうるさいと怒られました。

やはりこの地方の神社はしめ縄が立派です。

さらにとても古い重要文化財の壁画が収蔵館にあるので、入場料を払って靴を脱いで拝観。歴史を感じる見事な壁画で妻は感動です。

夫婦椿を見る。イナタヒメが植えた二本の椿が結ばれて一本になったという伝説。その後この境内には二本が一つになる椿が続き、今も3本の夫婦椿が存在します。

道路の向こうに合った大きな夫婦椿。

これは近づけないのでわからなかったけど、境内裏手にあったこちらは、途中で一本になっていますね。まさに神秘。

さて、八重垣神社のメインイベントは、鏡の池の恋占いです。夫婦で恋占いしてもなんだかですが。お守りとか売っている場所で恋占い用紙を二枚購入。(一枚100円)

境内裏手の森の中にある鏡の池に向かいます。うっそうとした森の中にある泉。雰囲気あります。

イナタヒメが鏡の代わりに姿を映したという池。

この池に先ほど購入した占い用紙をそっと浮かべます。その上に10円玉か百円玉を載せます。沈む速さで占うのでまあ重い硬貨の方が良いのでしょう。一円玉では沈まないですから。

占い用紙からありがたいお言葉が浮かび上がるのでよく読んで拝みましょう。「感謝の心をもて運開く 北と東 吉」だそうです。

用紙が15分以内に沈めば良縁が早く来て、30分以上沈まないと縁遠いという、ある意味恐ろしい占い。

池の中にはたくさんの占い用紙と硬貨が縁を求める人の数だけ沈んでいて、なんか重たいような雰囲気・・。いやそんなことないって縁が来るって。

イモリがのんびり泳いでいますが、こいつにも意味があります。

このイモリが用紙の上を通ったり引っ張っていくと縁起がいいとかなんとか。イモリは用紙の横をボケーッと漂ってどっかに泳いでいきました。

結果、10円玉を載せた私の用紙は5分くらいで沈んで良縁ゲットだぜ!100円玉を載せた妻の用紙はなかなか沈まず、けど15分以内で沈んで良縁ゲットw。

二人とも岸から近い場所で沈んだので身近な人と結ばれます。夫婦円満ってことですかねw。

この占いの前に、池の裏手にあるイナタヒメを祀る天鏡神社をお参りしてくださいね。

ここは森をバックに、なんかパワーを感じました。パワーパワー縁結びパワーって・・。

さて、ホテルの夕食時間も近いのでチェックインに急ぎましょう。

縁結びの八重垣神社での恋占いにて夫婦円満、旅の最初に良かったよかった。

次回に続きます。