前回の続きといえば続きですが。
鼻高展望花の丘にて、新たに購入したレンズを一昨日試し撮りしました。

新たに購入したレンズはこちら。先日導入したフジフィルムX-E5用に2本目のレンズです。

フジノンXF35mmF1.4R。

フルサイズ換算53mmのほぼ標準レンズ、開放F1.4の明るいレンズです。前玉が大きくていい感じ。

このレンズ、フジフィルムカメラのユーザーからは「神レンズ」と呼ばれているとか。
なぜならば、とても癖のある個性的な描写をするのです。
顕著な特徴としては、絞り開放付近の収差です。収差とはレンズを通った光の像が1点では結ばれず、ズれることで像の歪みや滲みなどが生ずることです。
絞り開放1.4。

このポヤポヤヤーンな感じです。
この収差をわざと残したのか取れなかったのはわかりませんが、私は好きです。花写真なら使えると思いましたし、いろいろと印象的な作品が作れそうです。このレトロっぽい描写は気に入りましたw。
X-E5に装着するとこんな感じ。なんかこれもレトロっぽくていいなあ。

「フジユーザーなら一度は通らなければならないレンズ」「新品で購入できるオールドレンズ」とも呼ばれているとか。
フジの中ではもっとも初期に発売されたレンズなのに、いまだに交換レンズの中で一番売れていて欠品するとか。伝説が多すぎるレンズ、人気なのです。これは欲しいぞと・・。
価格も年々アップしていて「今さら新品で買わなくてもいいレンズ」とも。
しかし、中古もかなり良い値段がしていて新品とあまり変わらず、わりとやられている感じの中古も多く、私は新品で買ってしまいました。だって新品もこの時やはり欠品していまして、入荷と同時に飛びついたのでしたw。なので箱付きです。
では、その描写を鼻高展望花の丘にて撮影した花写真で見てみましょう。
絞ればちゃんと写りますから。
絞りF11

接写だとどうでしょうか。
絞りF4

うん、キリッとしていますね。
絞りF2.2

まだ大丈夫、かな。
そして絞り開放F1.4

柔らか~い。ほわほわーん。でもピントはありますかね。
もう少し大きなムギナデシコの花ならどうかな。
絞り開放F1.4

もうふにゃふにゃん。
白い花はどうでしょう。白飛びを抑えるためにDR400という設定。ISOは500に上がってしまうけど。
絞り開放F1.4

うん、なんとか。ボケはいい感じ。
また絞れば。絞りF10

びしっと。
そしてまた絞り開放F1.4

絞り開放で遠景を撮るとどうなるんだろうか?
絞りは開放F1.4

お、いいですね。遠景いける。柔らかい風景写真。
絞り開放F1.4

中望遠レンズみたい。
こんなピーカンの晴天の下、NDフィルターも無くてよく絞りF1.4でシャッター速度が足りていると思いませんか。
X-E5のメカシャッターは1/4000秒までしかありませんが、電子シャッターは1/80000秒が切れるのだ。8万ってなにそれ。「メカニカル+電子シャッター」という設定にして、メカシャッター1/4000を超えたら自動で電子シャッターに切り替わるようにしてあります。動体でなければ歪まないだろうし、NDフィルターいらず、無敵ですねw。
というわけで新レンズの試し撮りでした。
このレンズ、付属のフードがカッコいいのです。

幅がレンズと同じ細身のデザインなのは、フジのカメラには光学ファインダー搭載モデルがありますので、フードでファインダー像がケラれないようにしてあるのです。
フードのフジフィルムロゴよりも焦点距離表示の方がいいかな、その位置で装着。

このフード金属製なのですよね。すごく薄い素材で繊細な造形です。

しかもフードキャップが付属。ロゴ入りのラバー製です。

フードの上からスポッと装着できます。

どうもこのフードキャップね、緩くて落ちやすいのです。私は車から降りる時に既に落としてドアの下に落ちていたという。
なのでもう仕舞っておこう。
そこでこの通常のレンズキャップ、レバーをつまんで斜めにそっと入れれば何とか入りました。外す時も斜めに外す。

レンズキャップを付けたままフードは付けられないし外せませんのでご注意。斜めに入れるので前玉を傷つけやすいので保護フィルターは付けてね。
このレンズやや大きめですが案外軽いのです。レンズ全部が繰り出すのでAFはそれほど速くはありません。
というわけで、この「神レンズ(?)」今後も花撮影からスナップに活躍してくれることでしょう。
カメラ
フジフィルム X-E5
レンズ
フジノンXF35mmF1.4