今回の野鳥は「カオジロガビチョウ」さんです。
なかなか面白い顔つき、ちょっと大き目ヒヨドリサイズです。

あれ?こんな野鳥いたっけ、って思います。あまり見かけませんね。数年前の冬の日に前橋の嶺公園で撮影しました。
この子は中国~東南アジアからやってきた外来種。特定外来生物に指定されています。
ガビチョウの仲間です。ガビチョウは関東地方の皆さんにはお馴染みではないでしょうか?姿は知らなくても、良く通る澄んだ高音の大きな鳴き声で、アレ?こんな声の鳥っていたっけ?て思ったことはありませんか。
これがガビチョウです。

ウチの隣にある邸宅の庭木にも良く来て、高らかに鳴いています。まあ大きな声です。鳴きまねも上手で、ウグイスの真似をしたり、ツクツクホウシの鳴き真似もするとか。
でもね「日本の侵略的外来種ワースト100」にも選ばれちゃっています。進出して在来種の減少が危ぶまれています。
そもそも中国から東南アジアに生息し、中国ではポピュラーな飼い鳥で、鳴き声を楽しむのだそうです。日本にはペットブームから大量に輸入されましたが、この大きな鳴き声が日本の住宅事情には合わず騒音となって害鳥と化します。
飼い鳥のカゴ抜けや、在庫を抱えたペット販売業者が放鳥した可能性もあります。関東を中心に現在では南東北から九州まで生息域を広げています。
そのガビチョウの一種であるこのカオジロガビチョウさん。この子の生息地は結構狭くピンポイントなのです。結構レアな珍鳥?

最初に確認されたのは1994年、ここ群馬県の赤城山麓南面でです。現在は北関東から埼玉と千葉に生息地を広げているようですが、やはり発祥の地(?)群馬がメインに生息するイメージです。群馬県以外ではあまり見ない珍鳥ですかねw。ここ嶺公園は赤城南面ですからよく見かけます。
枝にいる姿は野鳥の趣ですけど。

地面に普段はいます。藪の中でガサゴソしていて出てきます。

正面から見ると面白いお顔。
髪型は出川っぽいかなw。

笹の枝に良く留まっています。飛ぶぞ~。

様々な外来種が在来種を脅かし、人の生活をも脅かしています。これ以上生息域が拡大しないで欲しいですね。
嶺公園でも藪の中はこの子が幅を利かせています。

ウチの近所のガビチョウも高らかに鳴いて聞き惚れてしまいますが、ずーッと鳴いているのでそのうちに、うるせーって思ってしまいますよ。
まあ、カオジロガビチョウに逢いたい人は、群馬県に来るのがおすすめですw。
カメラ
オリンパスOM-D E-M1 MARKⅡ
レンズ
M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8PRO
+MC-20テレコンバーター2×
(フルサイズ換算~600mmF5.6相当)