ずっとこの空の下で2

もう会えない君も今この空の下にいる。

法師温泉長寿館・別館に宿泊③・別館の昭和レトロな部屋詳細編

法師温泉の3回目です。

一軒宿の長寿館、別館に宿泊します。この建物。

昭和15年建築の国登録有形文化財です。85年も前のお部屋はどんな感じでしょうか。昭和を感じる部屋の内部の様子をお届けします。

まず、チェックインの時の様子。

時間までロビーにたくさんの宿泊客が待機しています。15時になると大勢のスタッフさんがわらわらとやってきて、お客さんの名前を呼んで部屋まで案内してくれます。

外国のお客さんも何組かいらしていて、スタッフさんは英語で対応していましたね。

私たちは受付が遅めだったので少し待って、スタッフさん案内の2巡目、男性の方に案内していただきます。

川にかかる渡り廊下を通り別館へ。2階です。別館は山側に廊下があって、川側だけに一列に部屋が5部屋並びます。

廊下の窓の外は急斜面の山です。これだと1階部分は結構暗そうです。

別館2階の3号室です。昔ながらの格子戸。

部屋内部から見るとこんな感じ。戸自体はしっかりしていて鍵もちゃんとかかります。冷蔵庫がここにあって襖があります。

おおお、古き良き時代の温泉旅館という感じ、いいじゃないですか。

ここでスタッフさん交代。隣の部屋にお茶を出していた女性スタッフさんが、すぐにこちらにもお茶を持ってきてくれました。

その方からお風呂の紹介、夕食は食事処で、その時間の確認などなど。夕食は遅い方の18時15分にしてもらいました。

ここのスタッフさんは頑張っていますね。案内から夕朝食の給仕、部屋掃除までユニフォームを変えての兼務です。この山奥で大変だろうに笑顔で親切です。

さて部屋の中を見てみましょう。

部屋は8畳間、広縁、4畳の次の間、トイレ洗面付きです。

8畳間から広縁。

広くはないけど狭くもない丁度よさです。反対側から見ると。

障子は雪見障子になっていて部分的に開きます。

次の間方向。欄間が見事。

柱や鴨居に年季を感じますが、ふすま、障子、天井は綺麗です。押し入れは片方に布団が仕舞ってあって、もう片方はクローゼットと金庫です。

次の間4畳。鏡台やポット、お茶セットがあって、荷物を置くコーナーがあります。

奥の扉はトイレと洗面です。

トイレは昭和15年じゃないですw。消音タイプの新しいヤツで快適です。障子を開けると外が見えます。音姫はないけど窓の外の渓流の瀬音が大きいので代わりになりますw。ここは広縁を途中で区切って増設した感じですね。この古い建物に良く作った感じです。

フェイスタオルが無くてペーパータオルです。

アメニティーは歯ブラシとバスタオルと小さいタオルくらい。浴衣と帯と足袋。

体洗う用の小さいタオルはチャック袋に入っていたので濡れたまま入れられて便利。お風呂に行く用の袋や篭は無いので、私は人間ドックの時にもらったビニール巾着袋を持って行って便利でした。

やはり温泉旅館と言えば、広縁の椅子ですね。

ここに座って外を眺めながら風呂上がりの瓶ビールは何度やってもたまりませんね。

しかしクーラーの無い部屋はさすがに真夏の日中では暑いです。廊下は結構涼しかったのに部屋は蒸し暑さがあります。

なのですぐに網戸にします。

外は赤とんぼやアブが飛んでいるので虫を入れないためにも網戸にしておきます。結局網戸のおかげで虫は入ってきませんでした。

眼下の渓流の瀬音と蝉の声は心地よく入ってきます。

この窓ガラスがいいですね。このサッシじゃない小さなガラスが木枠にはまっているタイプ。向かい側のもっと古い本館は大きなサッシの一枚窓にリニューアルされているので、こちらの別館の方が古く見えクラシカルな雰囲気です。

そして表面が少し歪んでいるガラス、昔よく見た波打っているガラスなんですね。

さらに窓のこの鍵。昭和の頃はよく見ましたね、懐かしい。

ゆがんだガラスに昔の鍵で、古いもの大好きな妻はもうズッキューン状態でした。

ちょろっと網戸を開けて外を撮影。

窓の正面は本館と長寿乃湯です。左側に法師乃湯も見えます。

真下を流れる法師川の下流方向に見えるのは、渡り廊下と食事処です。

しばらく瀬音に身を任せてぼーっとしてしまいました。扇風機を浴びながら・・。

この扇風機が生命線ですw。下界より暑いわけではないので大丈夫、夕方に向かって徐々に涼しくなっていきますから。

まあ、お着きのお菓子をいただいてお茶にしましょう。

かりんとう饅頭でしょうか。好きなやつです。甘さが体にスーッと入ってきますね。

部屋を見てみましょう。

床の間があります。掛け軸があって竹の柱。下に小さな物入があります。

壁の小窓は廊下に通じていて、部屋の明かりがついていると廊下側に光が漏れて部屋にいるのがわかります。

床の間の人形。

おっと黒電話です。懐かしいですね。こういうのを変えないことがインテリアになるというw。

夕食の連絡で鳴った時はびっくりしました。なつかしい久しぶりに聞く、ジリリリーンといういかにもなベルの音です。

壁に掛かっていた額は、法師温泉の詩でしょうか、4枚に番号が振ってあって、誰かに宛てた葉書なのかな?

次の間の鏡台とお茶セット。

湯沸かしポットと冷水のポットがあったのがありがたい。

電灯はLED。ひもを引っ張ると蛍光色と白熱灯色が切り換えられて無段階調光。ただ、全体のオンオフは玄関のスイッチまで行かないとならない。

天井板は張り替えてあって、火災報知機まであるのが現代っぽさ。

こんなものが。カメムシ撃退マニュアルw。スタッフさんの手書きでカメムシの駆除方法を解説。

大変なんだなあ。虫の苦情があるのでしょう。こんなすごい山奥の宿だから虫くらいいますよね・・。

この部屋には今回1匹の虫も出ませんでした。蚊もいなかったな。暑すぎだからか・・。

カメムシは涼しくなると家の中に入りますよね。寒くなると建物のどこかに潜んで越冬するのか、こんな時期にって部屋に出てきますよね。害はないけど部屋で飛んでたりたくさん出てきたら嫌ですし、あのつぶした時の臭いもダメな人はダメでしょう。

気になる撃退方法は・・・。

そこに置いてあるガムテープを使います。続きが気になる方は宿泊してやってみてくださいw。つぶさないようにね。それでもダメならフロントに電話してって、旅館も大変ですねえ。

さて、お風呂に行きましょうか。

浴衣に着替えて。浴衣はこんな柄でした。おしゃれなタイプは無かったようですが、温泉らしくて良い柄ですね。

貴重品を金庫に入れてと。鍵は1本しかないので、妻とは上がる時間を打ち合わせて、お風呂は妻は長いから、風呂短めの私が鍵を持っていきます。

部屋を出て、渡り廊下から川を見ると。あの瀬音はこの小さな堰堤から出ているのですね。

ザーっと涼しげな音が響きます。

今回も長くなってしまったので、次回に温泉編を書きますね。

また次回に続きます。

カメラ オリンパスOM-D E-M1 MARKⅡ

レンズ M.ZUIKO DIGITAL ED12-100mmF4.0 IS PRO  

    M.ZUIKO DIGITAL ED9-18mmF4.0-5.6

サブカメラ キャノン PowerShot G7X Mark2