夏の夫婦温泉旅行の第二弾です。
前回の四万温泉・積善館に続いて行ってきましたのは、同じ群馬県内の法師温泉・長寿館です。

創業明治8年、いにしえの旅籠を思わせる歴史的な旅館です。前回の積善館に続いて国登録有形文化財の部屋に宿泊しました。夫婦とも古いものが好きなもので・・。
場所は、群馬県みなかみ町の山深い道の行き止まりにポツンと佇む一軒宿です。まさに秘湯の趣。

日本秘湯を守る会の宿です。
この長寿館で有名なのはやはり温泉風呂です。自家源泉かけ流しの法師乃湯です。

(浴室画像は長寿館HPより)
明治28年建設のこの浴室、国内でも数少ない足元湧出のお風呂です。足元湧出とは湯船の下の岩盤から温泉が自然湧出しているのです。
この温泉と歴史的な旅館を堪能した宿泊記を連載しますので、よろしくお願いいたします。
出発はお昼過ぎでした・・。自宅の高崎から高速を使えば車で一時間ちょいなので余裕の出発です。ていうか寝坊したり荷物の準備をしていなかったりで、余裕過ぎました。
月夜野インターを降りて、国道17号を走り、途中から法師温泉までの一本道の山道に入ります。
チェックインは15時ですが、高速がスムーズで思ったより早く来てしまいました。早く到着しても時間までチェックイン手続きができないという噂なので、ちょっと寄り道をします。
法師温泉の手前にある永井宿です。人家の途絶えた細い山道からわき道を入るとこつ然と現れる集落。
一見普通の山村ですが。

旧三国街道の宿場だったのです。

越後の上杉謙信が三国街道を整備し、江戸時代には参勤交代の宿場となって越後大名や佐渡大名が利用し、今は跡地ですが大名が宿泊する本陣がありました。
散策をしてみます。大きな建物が多く、旅篭であった建物が現存しています。

風格がありますね。
こちらは民宿として営業されているのかな?

昔に繁栄した宿場がひっそりと山間に佇んでいました。
さて、15時に近づいたので永井宿を出発し10分ほど走って法師温泉に到着しました。
駐車場に車を停めて一歩敷地に入れば、もうタイムスリップしたような風景です。

歴史ある建物と新しい建物が見事に融合しています。
明治8年建築の本館、玄関から入ればそこはもう明治の温泉宿。

昔の旅館の帳場回り。この古さが素晴らしい。
旅館の敷地内に川が流れているという風流さ。法師川(法師の沢)という岩魚の住む渓流です。

渓流を渡る廊下の先にあるのが今回宿泊した別館です。昭和15年建築の国指定有形文化財です。

戦前の建物の古さがまたいい感じです。
部屋の中は昔らしさを残しながらリニューアルされています。

サッシじゃないガラス窓の向こうには、浴室棟と本館があります。苔むした建物の屋根がまた風情あります。
眼下に流れる川の瀬音が響きます。蝉しぐれと瀬音に包まれながら、ゆったりと過ごしました。
建物と内部詳細は次回に続きます。
カメラ オリンパスOM-D E-M1 MARKⅡ
レンズ M.ZUIKO DIGITAL ED12-100mmF4.0 IS PRO
M.ZUIKO DIGITAL ED9-18mmF4.0-5.6
サブカメラ キャノン PowerShot G7X Mark2