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夏だサンダルだ③【KEEN】キーン・シーニックH2・レビュー、サイズ感、ニューポートH2との比較

夏サンダルシリーズの3回目です。そろそろ真夏もピークですが、サンダルもバーゲン価格になってきまして、買うには良いタイミングかも。

今回はキーンのシーニックH2(KEEN/SEANIK・H2)というモデル。オールブラックを購入しましたのでレビューしますね。

これです。

ブラック/マグネットというこのカラー、真っ黒なんでちょい地味ですが、スポーツサンダルとしては定番のカラーです。

このシーニックH2の最大の特徴は・・・、

超軽量、ということです。

まあ、あの定番のニューポートH2がサンダルとしては重すぎるということもありますが・・。

さらに、シーニックH2、KEENの主力モデルのニューポートH2と同じく水を表すH2表記の通り、水辺での使用を考慮したモデルと思います。濡れてもオッケー水洗いもオッケーという感じでしょうか。

じつはこれ、2025年の新モデルということなんですが、謎のモデル・・。

未だにKEEN公式HPでは公表も販売もされておらず、現状は並行輸入での購入になります。

ですが、大手スポーツ用品店でも並行品を販売していて、やはり軽量なKEENが欲しいというニーズがあったのかもしれません。

私はイオン系の大型スポーツ店にて試着の後購入、11000円でした。現在、通販サイトなどでは8000~12000円ほどで販売されているようで、上級グレードのニューポートH2が正規品で15000円前後なので、お買い得モデルでもありますね。

こんな箱に入っています。箱は立派です。

この夏購入のスポーツサンダル3足目ですが、ここまでの2足をおさらい。

テバのハリケーンXLT2

yasshing.hateblo.jp

キーン・ニューポートH2

yasshing.hateblo.jp

でした。

それではシーニックH2の詳細と、ニューポートH2との比較をしてみましょう。

比較に際して、サイズがこの2足違っていまして、シーニックH2は28・0センチ、ニューポートH2は28・5センチなので、若干大きさが違うことをお断りしておきます。サイズ感については後半で書きますね。

この2足を並べて。色が違うので何とも言えませんが・・。

ぱっと見、ニューポートH2の方が高級感があるような。値段も違いますし。

デザインは同じ方向性で作られています。一発でキーンとわかるデザインです。しかしその構造はかなり違っていました。シーニックH2は超軽量化をするための構造なのです。

まずはつま先から。

どちらもサンダルらしからぬ頑丈なつま先です。

右のニューポートH2の方がしっかり覆われて、とても硬いのです。まるで安全靴くらいで、蹴とばしても踏まれても大丈夫そう。水中でも安心です。

左のシーニックH2でもつま先は少なめですが覆われており、柔らかめではありますが普通の使用なら安全面では問題はなさそうです。

ただ両モデルともつま先がしっかりしている分、サンダルらしい解放感は少なめになってしまいますが。

構造上の決定的な違いは次のこちらです。

シーニックH2はナイロンのストラップの下側が、つま先から甲にかけての部分がメッシュ素材の靴ベロ、いわゆるシュータンの構造になっています。これはスニーカーに近い構造です。

メッシュのシュータンの上にナイロンストラップがあって、それを例のゴムひもで調節するという、これはやはりスニーカー的な構造ですね。

それに対してニューポートH2はナイロンストラップの下側が、柔らかい防水素材のネオプレーンにパット状に覆われています。内側にもう一つ靴がある感じです

シーニックH2はこのシュータン構造によって超軽量化をしたのでしょう。素材がニューポートH2に比べれば減りますし。

ただこの構造によって、ナイロンストラップがむき出しになって、直接足の肌に当ります。

上部のメッシュ部分もざらざらして肌触りが良いとは言えません。ニューポートH2のネオプレーン素材のパットはなめらかで心地よいのに・・。

しかも、ナイロンストラップ部分は締めこむところなので肌に強く擦れます。肌の弱い方はマメが出来たり靴ズレを起こすかもしれません。

以上の構造により超軽量を達成しましたが、引き換えに履き心地の悪さも発生しています。

またシュータンの構造により、履くときにスニーカーのようにシュータンが奥に入り込んだり左右にずれたりしますので、シュータンのストラップを引っ張って履かねばならず、履くときにひと手間増えます。

このストラップを引っ張りながら履くのがよろしい。ストラップにKEENのロゴが付いているのがおしゃれです。

踵のデザインはシーニックH2はメッシュ素材で覆われて、ニューポートH2は踵がむき出しです。

どちらも履いてて踵の違いは感じません。どちらも踵を踏んでも履けますし。

サイドのロゴはプリントで、ニューポートの立体的なロゴに比べるとおしゃれじゃないかな。

オールブラックはわざと目立たない地味な配色なのかもしれませんね。派手目なカラーだとここも派手になりますし。

靴底は吸水性のない素材です。

見た目違う感じですが汗をかくとべたべたするのは同じ。脱いで足をぶらぶらさせれば乾くし、あとで水洗いをすればよろしい。

ソールはかなり違いますね。ニューポートH2の方が凝ったデザイン。

撮り忘れましたがアウトソールはシーニックH2にはニューポートのような細かい切れ目の溝がありません。なので排水性は劣りそうですが、水辺で普通には使えそうです。

さて、サイズ感ですが。

以前ニューポートH2の記事でも書きましたが、サイズは小さめです。特に幅と高さが小さい。日本人に多い甲高幅広の足の方は、サイズを上げて全長が長めになってしまいます。

私は、27センチのEEEの幅広甲高サイズ。愛用のニューバランススニーカーでは幅がDなので、USAで27・5、UKで28・0を履いています。

ニューポートでは28・5を履いていて、幅は靴下がぎりぎり履けるくらいのゆとりです。

で、シーニックH2は店頭で試着した結果、28・0になりました。この店ではハーフサイズを扱っていなかったというのも要因ですが。

試着時靴下を履いていましたが、まずは27・0を試着。これはきつかった。サイドの締め付けがきつく長さ的には行けましたが無理です。

28・0はややサイドの締め付けを感じましたがいけます。靴下を脱いで素足になれば問題ないと感じました。ゴムひもで調整も出来そうなのでこちらにしました。

そう、シーニックH2はかなり幅の調整が出来そうなのです。

ニューポートH2はサイドのナイロンストラップの下のネオプレーンパットが接着してあり、ネオプレーンは靴状に成型されてその成型以上には広がりません(若干の伸縮性はあります)。

それに対しンシーニックH2はナイロンストラップはシュータンとは独立していて、ゴムひもを広げた分広げられるのです。なので素足から靴下着用まで行けそうです。

まあ、どちらも足のサイズより長くなってしまいましたが。

気になる履いた状況ですが。

私の汚足を素足で入れた状態です。

つま先はやはり余ってしまいますね。

心配だった小指が穴から飛び出してしまうことは無かったです。けど慌てて履くとぴょこんと小指が出ちゃうこともあります。

一番心配なことが起こりました。靴ズレです。

足の内側の土踏まずと甲の間。そこに上から2番目のストラップが当たって擦れるのです。左右同じ場所に豆が出来て皮がむけまして痛いです。これは個人的に構造があっていないのです。

なのでシュータンを足の内側にずらして、2番目のストラップが足に擦れないようにして履きます。

でも履いているうちにシュータンがずれて、結局擦れて靴擦れしてしまいます。なのでこれは短距離専用となってしまいました・・。涼しくなって靴下を履くのもキーンはおしゃれなようなのでそうすれば問題解決でしょう。

ここで総評です。

結果、シーニックH2の最高のメリットは超軽量による軽快感です。重いニューポートH2と実測で比べてみましょう。我が家の使い込んだタニタのキッチンはかりを妻に怒られないようにラップを敷いてと・・。

ニューポートH2

430gってスニーカー並みですね。

シーニックH2

194g、これは超軽量です半分以下です。サイズが0.5センチ小さいのを差し引いても軽いですね。

まとめますと。

 

シーニックH2のメリット

*超軽量の軽快な履き心地

*KEENとしてはお値段が安い

*メッシュ素材で通気性が良い

*普段でもアウトドアでも気軽に使える

*軽くてペシャッとつぶせるので携行できる

 

ニューポートH2のメリット

*高級感があり重厚で心地よい履き心地

*さくっと履けて、おしゃれでタウンファッションでも行ける

*アウトドアで使える頑丈さと安全性

*スニーカー感覚で履けて真冬以外季節を問わない

 

シーニックH2のデメリット

*履き心地が今一つで肌触りが悪い

*造りがやや安っぽくおしゃれ感が足りない

*履く時にシュータンの位置が気になる

 

ニューポートH2のデメリット

*サンダルとは思えない重さ

*お値段が高い

*汚れを気にしてしまうw

*重くてしっかりしてつぶせないので携行しにくい

 

使い方としては

シーニックH2の使う状況

*近所のゴミ出しからコンビニへの買い物

*磯場や河原で荒っぽく使う

*短距離の散歩

*ザックなどに携行してのサブシューズ

 

ニューポートH2の使う状況

*フェスやキャンプ、ヨットなどおしゃれなアウトドア

*危険なアウトドアや水中

*靴下を履いて3シーズンのタウン

*長距離のウォーキング

 

重さを除けばニューポートH2は無敵でしょう。ジーニックH2は気軽さですね。

どちらを買うかと問われれば・・。

2足買えるならこの組み合わせで買います。ただカラーは、ニューポートH2地味目でシーニックH2派手目がいいかな?ただシーニックH2のカラバリが少なくあまり良いカラーが無いのですよね・・。

1足のみならニューポートH2がよろしいかとKEENらしさが感じられるかなと個人的には思います、高いけど。ご予算で選べばシーニックH2ですね。

通気性に関してはメッシュのシーニックH2がネオプレーン内張りの2重構造のニューポートH2よりも涼しそうですが、開口部が少ないのでどっちもサンダルとしては開放感が少ないです。スニーカーよりかは涼しいですが、サンダルらしい解放感と涼しさならテバ・ハリケーンですかね。

そう、ニューポートH2にテバ・ハリケーンの組み合わせがかなり使えるんじゃないかとも思います。これなら夏を乗り切れます。

いろいろ試着してみることをお勧めいたします。