前回書きました高崎のイルミネーション「光のページェント」を見た後、あまりの寒さに居酒屋さんで一人吞みをしました。
この日は、イルミネーションは17時点灯なので、いつもの昼飲みより遅い16時台のぐるりんバスに乗りました。もう夕暮れです。

あ、前回乗ったバスと違う車種ですね。ちょっと丸くてコンパクトな奴です。
シート数も少し少ない気がします。

けどこちらの方が座席の前後幅が前回のよりも若干広くて足を入れやすかったですね。

それでも狭いですけど・・。
で到着して、イルミネーションを見ましたが、前回書いたように、思ったよりも華やかではなくて写真映えも今一つ・・。そして急な寒波の影響で余りの寒さに震えます。
こ、これは飲んで暖まらないと。
温かいおでんが食べたい・・。以前行ったことのあるおでんの美味しいお店を思い出しました。
開店は18:00ですがちょっと早く着いてしまったので、暖簾が出るのを待って突入。
「おちょこ」さんです。連雀町の田町交差点近くにあります。

おでんとしおもん(富山黒部の方言で干物のこと)のお店です。

開店直後にいきなり入店したのでご主人も驚いた様子。すいません、開店直後に知らない一人客がいきなり来たらびっくりですよね。
けど、以前に一度来たことがあるのですよ。5年ほど前と言ったけど、もっと以前でした。2018年の1月です。
その時の様子は以前のブログに書いていました。
その時はハシゴ酒が好きな友人と一緒だったので少し飲んだだけでした。今回はじっくりと、と思ったけど最終バスまで1時間ちょいなので、すぐ出来そうなおでんを中心にいただきます。
店内は1階はカウンターのみで6~7席くらいでしょうか。2階は座敷の4人席で予約席のようです。
一人でカウンターに座る時何処に座るか迷います。常連さんのポジションもありますし、他のお客さんとのバランスを考えて中央やや入り口寄りを選択。
まずは生ビールをいただきます。暖かい店内で落ち着いて冷えたビールで行けます。

ぷはー。うまいねえ。一気に落ち着きましたね。
以前は女将さんが一人で切り盛りしていたと思いましたが、旦那様でしょうかご主人と二人体制です。
おでん番が女将さんで、料理の仕込みと焼き物がご主人という分担でしょうか。
お通しが出来たようでご主人から頂きます。

優しいお味でおいしいです。酒宴のスタートは柔らかい味のものが良いと個人的に思うので癒されます。
おでんはまだ煮えていないものがあるので、と女将さんがおっしゃるので、出来ているものから頂きます。
玉子、魚河岸揚げ、ちくわ。

美味しい~。良く味が染みていますよ。出汁も丁寧に仕込まれているようで、澄んでいて濃さも丁度よいおいしさです。
これはもう日本酒でしょう。熱燗です。寒い日にぬる燗とか言っている場合じゃないです。温かいおでんに熱燗は最強の組み合わせです。
おすすめの日本酒・豪快の熱燗。

最初の一杯は女将さんに注いでいただいて。
くうう、うまいねえ、沁みるねえ。
聞いたことのない酒なので調べたらそれもそのはず、飲食店専用流通の酒で、あの松竹梅のお燗用の酒でした。普段自分は地酒ばかりで大手メーカーの日本酒は飲まないのですが、これはアリです。ほっこりと旨味があって酸味でキリッとします。
追加したおでん。大根、えび団子、鶏つくね。

大根はおでんの王様ですね。味染み染みです。団子もつくねもつまみに最高です。
最近めっきり酒に弱くなった私、ちゃんと帰れるように熱燗はちびちびとゆっくり飲んでいます。
2階に4名のグループさんがご来店。そのうちカウンターも常連のお二人さんとおひとりさんが私の両側に並びます。
混む前におでんを追加。竹の子、さつま揚げ、ちくわぶ。

竹の子は珍しいですね。焼いてから煮込んだようで旨いねえ。さつま揚げはホロホロに煮込まれています。ちくわぶも柔らかくて、みんな美味しい。
バスの時間を気にしながらも焼き物を頼みます。貼ってあるメニューに「おっきいしいたけ焼いただけ」が気になったので注文。
ご主人が丁寧に塩をふりかけてじっくりと焼き上げてくれました。大きいです、おっきいですよ。

これはうまいいい。塩加減が絶妙で醤油をちょろっとだけ垂らしたのでしょうか風味がとても良いです。ご主人の焼きも素晴らしいです。がぶりとやって熱燗をちびり、最高。
女将さんは話し上手聞き上手で会話も弾みますし、ご主人の常連客いじりに大笑いしてしまいました。カウンターは常連さんとも和やかな雰囲気です。
まだお若いのに実業家の常連さんとの会話は興味深くて、やはり事業を起こす方は直観力行動力に優れて運も味方につける人なんだなと感心。自分の人生の凡庸さと比べると羨ましい限りです。
話しも弾んで名残惜しいですが、バスの時間なので帰ります。
美味しいおでんと熱燗で体も暖まりました。店内の暖かい空気に癒されました。

おちょこさん。また飲みに伺います。
ふらふらとイルミネーションを眺めながら駅まで歩きます。

駅前ではいつもながら外国人のおねいさんたちが「マッサジ、いかがです?」と言ってきます。いつかはどんなマッサージか聞いてみたい気もしますが、バスに乗るからまたねと。
自販機で水を買おうとしたらその横にもマッサージおねいさんが。水を買うんだからねマッサージじゃないよと言いました。今夜も寒いから風邪ひかないように気を付けるんだよと、なんか普通に会話してお別れしました。
ちょうどぐるりん最終バスが到着です。いつもながら座れます。

バスはイルミネーションの街を走り抜けます。

無事に家に到着。もう8時近くですが、妻は仕事からまだ帰っていなくてセーフ。これで家庭内では飲んだことはバレない日となりました。
私にとって、とても良い一日でした。