ずっとこの空の下で2

もう会えない君も今この空の下にいる。

代車のホンダN-BOXカスタムNA・とても良い車だった

前回、ドライブレコーダーの取り付けをディーラーさんに作業してもらったと書きましたが、その時作業時間が4時間に及んだので代車をお借りしました。

ホンダの軽自動車N-BOXです。

昨年10月にフルモデルチェンジした現行型です。

エヌボックスはこれが3代目ですが、最初のモデルから見分けがつかないw。基本の形は同じで微妙な変化です。

長い間軽自動車では販売台数日本一を続けている車です。国産車全体の販売台数でも何度も一位を獲得している、国内で最も売れている車です。

グレードはカスタムのノーマルエンジン。ターボの付いていないNAというやつです。

カスタムというのは、エアロパーツが付いていて、チョイッといかついヤンチャなデザイン。けど以前よりはいかつくなくなったかな。

大きなリヤスポイラー付き。背後から見るこの下の黒いラインがいい感じです。

カラーは白だけど白じゃないね。水色と白の間のような色ですか。

両側に電動スライドドアが付いています。右側電動スライドドアはカスタムターボは標準ですが、このカスタムNAはセットオプションです。

しかし軽とは思えないほど大きいですね。本当に軽の規格内なのかと思うほど立派なサイズです。背の高さでサイズを稼いでいるんですね。

まずは試乗記ですが。ディーラーから自宅までの往復と近所の山道を少し走った感想です。

先代のエヌボックスも代車で借りたことがあります。比較すると先代はやはり背の高さから来る車体のふらつき感が気になりましたが、こちらは少なくなりました。背の高さを走っている時はあまり感じさせません。

コーナー時のロール感もあるけど思ったより少なめですぐ慣れるレベル。回頭性能も良い。

何より直進安定感が良くてまっすぐ走ります。ハンドルのセンターもどっしりしています。ハンドリングは良いです。先代で感じたやっぱ背の高い車はふらふらするなあという感覚は今回感じませんでした。

音も静かです。かつての軽自動車にあったうるささは無くて、エンジン音は感じますがロードノイズは少なめです。エンジンの振動が少ないのは従来の軽からの進化です。

エンジンはNAですが、街乗りでは十分で結構速いと感じました。車体の重さを意識しない程です。先代のエヌボックスの代車はターボでしたが、あれ?これもターボか?と思うほど市街地では速さを感じました。ただ、山道に行くとトルクの薄さを感じます。

58馬力というのは軽のNAエンジンとしてはターボ並みの高出力。そのパワーを7300回転という高回転で出すところもエンジン屋のホンダらしさ。さすがはVTECです。街中ではCVTの制御も良くてスムーズで大人しく走ればトルクも感じて運転しやすい。

山道はもうアクセルを床まで踏んずけて走るしかない。タコメーターは液晶モニター内に表示出来るようですが見つからずでわかりませんが、何処までも回るようにエンジンは回っていきます。音はすごくうるさくなりますが、昔のボーイズレーサーのようにとにかく踏む。トルクが薄いので回してもパワー感は盛り上がりませんが、踏めば走ります。エンジンをギンギンに回して一人乗りならNAも楽しいんじゃないかという走りでした。その後自分の軽ターボ車に乗り換えたら、やっぱ遅いわ、って感じましたが、実用域ではこれで十分な走りです。

さて内装です。

やはり後部座席が注目ですね。

電動スライドドアは乗り降りしやすいです。

うわ、広い。

足元が広々です。

目いっぱい後部座席は後ろに下げてあります。その分リアガラスまでの距離が近い。追突されたときは心配ですが・・。

横の窓も開放感があります。この下のノブを引き上げると・・。

サンシェードが出てくるという仕組みです。これはいいですね。

こんな大きなテーブルが付いています。ドリンクホルダー付き。これもセットオプションかな。

どうやって再び畳むのだろうと苦労しましたが、力で押し下げるだけでした。

後部座席横にもドリンクホルダーか小物入れか。便利です。

次にトランク収納です。

後部座席を後ろに下げた時はこの容量。普段の買い物なら十分でしょうか。

こうやって後部座席を前進させてトランク容量を増やせます。

下のカバーもスライドするところが良くできていますね。

両側スライドさせて最大容量の状態。これなら結構遊び道具も入りそうです。

当然ですが、前にスライドさせた分後部座席の足元は狭くなりますね。

さらにトランク容量を増やすなら後部座席を倒します。ダイブダウンで座面も同時に下がるのでほぼフラットの空間ができます。これはガソリンタンクが前部座席下にあるセンタータンクというホンダ独自の方式の恩恵です。

自転車は積めるようですね。

ただ車中泊は厳しいかな。出来ないことは無いでしょうが、長さ的には助手席を前に出してその隙間を箱かなんかで埋めてそこを枕にして、170センチの人が対角線に斜めに寝てぴったりくらいかな?

しかし、車中泊をするには重大な欠点が。荷室との境に大きな段差がありました。

ここを埋めないと車中泊はだめですね。

最近出たJOYというグレードにはこの段差が無くて、さっきのやり方で車中泊が可能になりました。トランク側に下のボックスの蓋をつけて底上げしたんですね。JOYは私も車中泊用に狙っていますが・・。

もう一つの車中泊モードはこれ。前席のヘッドレストを外してリクライニングさせて後部座席の座面にくっつける。

これで後部座席の背もたれを枕にしてギリギリ寝られる長さかなというところですが・・。

この段差がすごくて、どうにかこれを埋めていかないととても寝難い状態だとは思います。

やはり車中泊ならN-VANが良いと思いますが、走りはこちらなのでやっぱJOYですよ。

後部座席は座面だけこのように跳ね上げることができます。背の高いものを積んだり、小さなお子さんが立って着替えることも可能です。

次に運転席側です。

座面が高いのです。背が高いメリットを生かしています。視界がSUV並みでとても良いのです。背筋が伸びて運転しやすいです。

カスタムはブラック基調で精悍な内装です。

インパネはこんな感じ。先代はメーター部分が収納ボックスになっていて、メーターはフロントガラス付近の遠くにあったのでずいぶんと意匠は変わりましたね。

メーターは液晶です。けどすっごく小さいです。色々情報が表示できるようですが、初見で操作がわからずタコメーターを探しましたが出せませんでした。

ハンドルはウレタンで滑ります。やはりターボに標準の本革巻きの方がいいですよね。2本スポークは違和感なく使いやすいです。ハンドルのスイッチは、右がホンダセンシングの前車追従の設定と車線キープです。左側はオーディオと通話のスイッチ。

電動パーキングブレーキです。その下のスイッチはブレーキホールドで、これをオンにすれば停車時にブレーキペタルから足を離してもブレーキ状態です。

天井には最新のホンダコネクトを軽で初搭載。緊急通信とかネット環境があるらしい。知らんけど。

助手席側の視界も良好。前側のピラーが細いのが良いですね。

ダッシュボードのプラスチックの質感はイマイチでちょっと安っぽいですかね。ナビの横はトレーになっています。

天井が高い分サンバイザーがデカいです。

助手席側はミラーがいろいろ付いています。死角を減らす努力です。

現行のN-BOX、なかなかよくできている車だなと思います。もう走りも普通車のコンパクトカーと変わりません。

その分値段も変わりませんって、むしろ高いくらいかな・・。

けど最近の普通車ってやたらタイヤサイズがデカいのでそういう維持費も軽だと抑えられそうです。税金は以前より高くなっちゃったけど任意保険は安いです。

次の車はN-BOXのJOYが候補ですね。NAでも十分走りますが装備を考えるとターボもお得です。ターボの方が走りは速さというより走ってて楽です。

全体によくできた実用車という感じで、遊び心をあまり感じないまじめな車でしたが。

一つ遊び心を発見しました。後部座席の横の窓に。

N-BOXが走っていました。これはかわいい。最近のホンダはこういう事をやるようになりましたね。

以上、代車のN-BOXカスタムNAのインプレでした。